最近はグーグルのコアアップデートでアフィリエイトサイトが飛んでしまう悲惨な自体が続いていて、一部では「アフィリエイトはオワコン」なんてことも言われています。
僕のサイトは2018年9月28日頃のバースデーアップデートでめちゃくちゃアクセス数が減少し、同時に収益も約75%ほど減少して地獄を見ました。最終的に10分の1ぐらいになりました。
今更書くのもあれですが、約半年経った今、私のサイトの影響やなぜサイトのアクセス数が激減したか考察してみます。
目次
僕のサイトのアクセス数がほぼすべて激減した
まずは運営している3つのサイトのアクセス数がどのように減少したか見てみます。
【不動産系】
メインで運営していたサイトですがバースデイアップデートでかなり吹き飛びました。
サイト全体のアクセス数の約半数を3記事で占めていたせいもあり、激減具合も凄まじいです。ビックキーワードで2位ぐらいの位置でしたが、影響後は20位ぐらいを停滞。最終的に圏外に吹っ飛びました。(複合キーワードでのアクセスはあります)
記事数は400以上あり、運営が長くなっていたので中には薄っぺらいページも結構あり、修正をしている途中でした。更新頻度もネタが尽きてアクセス数維持のために3日に1回入れるか入れない程度。
それでも影響を受ける前はあらゆるメインキーワードで1位、もしくは上位に入っていたのでかなりうまくいったサイトだったんですよね。
約13,000ほどあったアクセスはこの影響で4,000~5,000ほどに激減。記事単体というよりはサイト全体に適用された感じです。
【恋愛系】
コラム系記事を書いていたサイト、というかブログです。記事数は約200ほどで2016年の2月頃に作ったもので、ちまちま更新していました。
もともと右肩下がりになっていましたがバースデイアップデートの影響で約2,000アクセスぐらいまで減少。ロングテールで色んな記事にバランスよくアクセスを集めていたので、下がり方も緩やかです。
ちなみに時間とともにさらにアクセス数は減少し、デイリーで1,000を切ることも。
2019年3月のコアアップデートの影響で若干回復はしています。
【婚活系】
記事数は約100ほど。3つの中ではたぶん一番記事の質に注意しながら作っていた気がしますが、いかんせん更新頻度が低すぎたブログ。ドメイン力が弱くて狙っているキーワードがなかなかあがってくれない感じでしたね。
アクセス数はデイリーで100~200。こんなしょぼいブログでも若干利益はありました。
バースデイアップデート後すぐはあまり影響ありませんでしたが、10月に入って一気に減少していました。
このサイトも2019年3月のコアアップデートでちょこっと回復しています。
2019年3月のコアアップデートの影響と今後の対策を話そうと思うアクセスが下がった原因を分析してみた
バースデイアップデートの影響を受けた人ってそこまで多くないみたいで、当時はいろいろ情報を探していましたがあんまり「これが原因か」って考察を書いている人は少なかったような気がします。
僕の3つのサイトはいずれも記事単体ではなく、サイト全体に影響がありました。
原因1:キーワードの詰め込み過ぎ(1記事1クエリになった)
GRCやアナリティクスで集客できているキーワードをチェックしていったところある傾向が見られました。
アップデートが来る前は色んな複合キーワードで集まっていたものが影響後、特定のキーワードの流入が圧倒的に減ってしまっていました。
僕もサイトを作っている上で多少自覚がありましたが、これは”タイトルにおけるキーワードの詰め込み過ぎ”が1つの原因。
1つの記事で検索順位がそのままになっているキーワードもあればガクッと落ちてしまっているキーワードもあったのがその理由です。記事自体がダメって話ならその記事のすべてのキーワード順位が下落するはずですからね。
メインキーワード+複合キーワードぐらいにしておかないといけないんでしょうけど、それだけアクセス自体が全く集まらないという恐怖もあって、設定が難しいです。
もともとそんな詰め込んでいなかった記事でも、1記事から集客できるキーワード数が減少している可能性は高いです。
原因2:質の低い記事が一定数の割合を占めていた
何をもって記事の質が低いというのかは難しいところですが、僕の場合は【情報量不足】と【タイトルと若干マッチしていない】記事が一定数あったことも原因の1つだったのではないかと思っています。
先ほど言ったようにキーワードを詰め込み過ぎると1つあたりのキーワードに対する情報量もそれなりにないとタイトルとマッチした内容とは言えないわけです。
だからこそ狙うキーワードは少なめにした方が結果的に記事の質が高い(タイトルにマッチしている)と認識してもらえて上位表示しやすくなるんでしょうね。
それと1か月間全くアクセスを集めていないような記事は自分のサイトにとってゴミページです。
アクセスがない=グーグル先生が質が低いと判断して検索順位も下の方に表示されているってこと。
こういった記事は修正するのも1つの手ですが、noindexを付けるか削除してしまうのが得策かと思います。
原因3:独自性の低い記事が多い
正直、原因である可能性は低いですが一応。
他の記事と全く異なった記事を書くのって難しく、例えライバルサイトの記事よりも良質なものを書けていたとしてもどこか似ている点が出てきてしまうもの。これは仕方ないんでしょうけど、たぶん理想はすべての記事が全く新しい角度が紹介しているようなサイトだと思います。
この記事すらも自分の考えから分析しているのでペナルティなんかは受けないけど、評価されるかというと微妙だと思います。他にもコアアップデートとかバースデーアップデートについて分析しているサイトはありますからね。
アクセス数を復活させるために色々やってみたけどダメだった
ゴミページを少し削除したり、100ページぐらい修正してみましたが結果的にアクセス数は戻りませんでした。
さすがに大量の記事を削除するのは抵抗があってできませんでしたが、たぶんそれをやってもアクセスは戻らないと思います。
戻す方法として可能性があるとすれば3つ。
- アクセスが減少した”すべてのページ”をてこ入れ
- キーワード詰め込みすぎを解消するためにタイトルを変更する
- 更新頻度をめちゃくちゃ高める
ちなみにちゃんと修正したページ(ほぼ1から書き直したページ)に関しては修正後狙ったキーワードの順位が結構上がったので修正自体に意味がないわけではなさそう。
更新頻度の低さは今回のアップデートの原因ではないと思いますが、再評価されるには新着記事を入れこまないといくら内部修正してもアクセスは戻らないんじゃないかなーと考えています。
今回のアップデートで思うこと
今回のアップデートは簡単に言うと1記事あたりに拾えるキーワードが減少して、それがアクセス数激減に繋がったのだと思います。
ユーザー視点で考えてみると、色んなキーワードで検索してるのに毎回同じ記事しか出てこないってのは利便性が悪いですからね。より利便性を追求すると自然とそうなるのは仕方ないのかなとも思います。
ただ、中には依然として色んなキーワードで拾えてる記事も見かけますし、すべては推測でしかありません。
そういえば2018年の8月にコアアップデートがありましたが、僕のサイトはその時無風でした。
つまり、今サイトのアクセスが減少していなくても今後どこかでアップデートの影響を受ける可能性もあるわけですね。
傾向としてはタイトルにキーワードを詰め込み過ぎないようにして、コンテンツの質が高ければ今後もいきなりアクセスが減少することはないと思います。むしろアップデートのタイミングで評価されていなかったサイトが評価されるってこともあるでしょう。
どちらかというと右肩下がりにだんだんとアクセスが下がっていくのが怖いです。
まぁ本音を言えば「頼むからアクセス戻ってくれ、一生のお願い」って感じですけど、ちょっと望み薄で絶望してます。
またアップデート等あれば運営サイトのアクセス推移とか載せていきますね。逆にアクセスが増えたとか、回復したという方がいればコメント等いただけると嬉しいです。
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